アートに関連した作品、例えば楽器、宝飾品等が私の場合身近な物になるが、やはり夫々に引き継がれてきたその地域の歴史とマエスター達の魂を感じる時の感動は素晴らしい。
アートにアーティストが身を削って作品に命を吹き込みそれが、芸術作品となるのに共通しており、至高の域では製品や道具ももはや芸術作品と呼べる物があり価値もあるのだと思う。
私は、好きなスポーツ観戦以外は殆どTVを見る習慣はないが、先日病院のロビーで「なんでも鑑定団」なる番組を見た。夫々が、ご自慢のお宝を持ってきて、鑑定家に真贋を見極めさせ、値段を付けるという内容だった。
元々が芸術作品を観るのが好きな私は珍しく見入ったが、やはりあのように、場当たり的に鑑別ではなく簡単な鑑定をして作品に値段付けするのは、作者側にとっては愉快ではないであろうと思う。
宝飾品等扱っていると、日本人は、その作品を愛でるのではなく、盲目的にBrandの印に飛付く印象が強い。マエスター達の魂が込められた作品を手に入れるのは、其れなりの対価を努力して蓄財した物が手にするから、そこに喜びが在るので少しでも安易に手に入れて目先の虚栄心を満足させようという輩が多いからインターネットオークションに纏るトラブルが尽きないのである。リサイクルや物を大切にする発想からは、素晴らしいシステムであるが、それを利用して不当な利益を得ようとする、売り手、買い手がいることを残念に思う。
作品の適正な対価を支払わず、努力しないで虚栄心を満たそうとして、作品が気に入らないと言う輩。また、贋作を売る輩、必要以上な虚栄心を持った人間がいる限り、この手のビジネスはなくならないだろう。
魂を込めて制作を続けるマエスター達にあまりにも申し訳ない事態である。
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